大阪市学童保育連絡協議会

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日本の学童ほいく誌 8月号紹介

 毎月、日本の学童ほいくを楽しみにしています。見開きの他学童の部屋の様子や、子どもたちの笑顔、見ているだけでワクワクしたり心が温かくなったり…。全国の様々な場所で子どもたちが元気に過ごしているようすを知ることができ、子育ての励みにもなっています。
 8月号では、「子どものけんか・ことば・気持ち」という特集が組まれていました。「私が子どもの頃のけんかの思い出」というトピックスに目を通しながら、最近頭を占めていた“子育て”や“運営”という観点ではなく、単純に“自分の子ども時代”が懐かしく思い出されました。子どものころ一人っ子だった私が抱いていた、他家族や兄弟たちが家でどのような会話をしているのか?けんかってどんなふうにしているのかな?などという疑問。そんな気持ちを思い出し、その姿をわが子たちに重ねてみました。現在、姉弟の2人の子育てをしていますが、“親”という責任感から少しはなれ、子ども時代の自分の目線を思い出し、また違う気持ちで子どもたちに接することができるような気がします。
 自分にも子ども時代があった!自分も子どもだった!わかってはいるけれど、つい忘れがちな記憶。そのころに抱いていた疑問の答えが、今まさにわが子たちが過ごしている学童にはたくさん転がっています。核家族化が進む現在、孤独な気持ちを抱えて悩む親子は意外とたくさんいるように思います。でも、学童は違う。大家族のような生活の中で、兄弟のように育つ子どもたち。親戚のように話せる大人。私たちは一人ではない。そう思わせてくれる学童保育に出会うことができ、本当によかったなと、今月の特集を読みながら感じることができました。
保護者