大阪市学童保育連絡協議会

 Blog

日本の学童ほいく誌 2月号紹介

2月号は、全国研特集でした。
 川地先生の記念講演の内容が載っていて、「子ども時代に大事なのは『遊び倒すこと』夢中になって、ルールも作りながら、自分たちで作ること。それができるのが学童保育」という言葉が響きました。ケンカ1つとっても、大人が介入して「お互いに謝りなさい」と採決を下すのはカンタンですが、お互いに主張し合って、折り合いをつけていくことが大事。「学童は子どもの『納得感』を大切にしている」という言葉が素敵だなと思いました。
 また、p54の「モデルなき時代の生き方を探る」のページでも、「不安定な社会であることを前提に、私たちは子ども・若者たちの進路形成をどのように支えることができるか考えたい」という部分に共感しました。今、施設の中でも不登校児がとても増えているので、「当たり前」ではない、その子たちの現実の中で、何がしてあげられるか。「先行きの見えにくい社会だからこそ、その人その人の選択を尊重すると同時に、何度でもやり直せるための社会制度が必要である」子ども達自身の選択を大事にしてあげられたらいいな、と感じました。

指導員