大阪市学童保育連絡協議会

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日本の学童ほいく誌 8月号紹介

 50数年前は小学生だった私は、夏休みの良い思い出はありません。良いことが無かったのではなく、充実した休みでなくダラダラしたものでした。
 一方、学童に行っていたわが子たちは、やれプール、やれ外出、やれ工作と、夏休み中に楽しい計画がある日々でした。学童に行かせていなかったら親として同じことが出来ただろうか?と子どもたちをうらやましく思っていました。
 そんな毎日充実した内容の夏休みが良いと思っていたのはうわべの部分だったと、8月号の日本の学童ほいく誌を読んで感じました。行事やプログラムだけが大切なのではなく、その行事に子ども自身が主体的になれるように声を聞いたり、子どもたちが作っていける環境を整えたりと、行事前後にも子どもたちの経験が積みあがることができるのです。
 学童保育は生活の延長線上にあることが大事であり、その当たり前を指導員や親たちが工夫し、子どもたちを共同で育てているのだと思い出させてもらえました。
保護者OB