大阪市学童保育連絡協議会
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日本の学童ほいく誌 10月号紹介

46ページから
子ども・若者を理解するのは簡単じゃない
若かった頃の経験がうみだす “すれ違い”

 “今どきの若者の考えていることは分からない”という言葉をよく耳にするが、今だけの話ではなく、いつの時代にもこの課題はついて回るものだと思う。何故、この課題がなくならないのか考えてみると、大人側が自分自身の子ども時代や若者時代の経験だけで現在の子どもや若者の事を捉えてしまっているのではないでしょうか。
 子どもを見守る大人側が自分自身の経験や考えも踏まえつつ自分の物差しを時代に合わせて変化をさせたり、作り直したりしていくことが必要ではないか。
 私自身、子どもを保育する仕事をする上で自分の考えだけに凝り固まらないように気を付けている一方で、時代の急激な変化についていけていないこともあると感じています。そういったときに、素直に自分の考えを改めて相手の意見を受け入れられるように心掛けて子どもと関わりたいと思わされました。
 物差しは英語でスケールと訳されることもあるので、スケールの大きい人間を目指して子どもを保育したいです。

指導員