大阪市学童保育連絡協議会

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大阪市交渉に70名が参加。会場は熱気につつまれて

 

大阪市役所地下の会議室は父母・指導員でいっぱいに!

大阪市交渉は、まず最初に、てんとう虫クラブ(住之江区)の仲尾次さんが補助金の低さを運営の実態を示しながら訴えました。次に、指導員労組を代表して上村さんが補助金加算の変更に伴う労働の厳しさと人件費計上を要求しました。指導員労組との話し合いを引き続き行うよう、交渉の場でも担当課に要求しました。
障害児の施策のまずさについてはこうま学童(住吉区)の木村さんが切々と訴え、感動した参加者の拍手が会議室いっぱいに広がりました。そして、改めて市の対策の不十分さに怒りが広がりました。
訴えの最後は市連協の新役員となった横田さん、大阪市がすすめる“いきいき事業”はすべての児童を対象としたもので、そこで留守家庭児童対策は出来ないこと、学童保育の施策の拡充こそが真の留守家庭児童対策となることを具体的な話で迫りました。
担当課は財政難を理由として一切の予算要望について否定的姿勢を崩しませんでした。さらに“いきいき事業”で留守家庭児童対策も可能である答弁を今回も繰り返しており、あくまでも学童保育は補完的な事業であるとの見解を持ちつづけています。
学童保育の実施運営を市の責任で行う考えを示さない大阪市の対応を厳しく批判しながら、学童保育の独自施策拡充にむけた運動をさらに強めていきましょう!