「大阪市の学童保育水準を国基準に引き上げてください」
2020年09月23日
毎年、秋の時期に「大阪市の学童保育の制度拡充」に向けて、署名運動を行っています。今年は、コロナの影響もあり、ネット署名として学童保育の拡充を訴えていきます。
現在の大阪市の学童保育施策は、国の基準と比べて、まだまだ追いついていません。2019年度、国の補助金が増額された際に、大阪市は据え置いたために国との開きがうまれました。今年度は補助金が増額されたものの、まだまだ国の補助額とは開いた状態です。
大阪市の学童保育は、全国的には少数派になりますが、学校外の「地域の中」にあります。(*学校内で行っている「いきいき事業」は、学童保育ではなく、全児童対策事業です) 学校内とは違い家賃が発生しますが、国は「家賃」を含んだ補助金ではないため、各施設の負担となっているのが現状です。
その他にも、「障がい児加算」や「待機児童」等での国の考え方との違いや、待機児童解消のための移転施設を支援する「移転に関する補助」や校区外から登所する児童のための「送迎支援補助」など、国が予算化している学童保育現場を支える加算策を1つでも実現してほしいと願っています。ぜひ、署名にご協力ください。
大阪市学童保育ネット署名 http://chng.it/j6yQh8ft