大阪市学童保育連絡協議会

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大阪市が推進委員会を設置、学童保育の記載なし

大阪市放課後対策事業推進会議4月1日に設置

国の「放課後こどもプラン」に対してこれまで大阪市は「市としてのプラン作成の予定はない」と答えていましたが、いよいよ動き始めました。
4月1日、大阪市は「大阪市放課後対策事業推進会議」を設置、開催要綱をまとめています。国は「放課後こどもプラン」の実施にあたって推進委員会を設けて推進するように通知していますが、「大阪市放課後対策推進会議」はそれにあたります。
会議の開催要綱の目的には「大阪市における放課後子ども教室推進事業及び放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)(以下『放課後対策事業』という。)の総合的な在り方を検討するため、開催」するとあります。
要綱はA4版1枚の簡単なものですが、しかし、そこには学童保育についての記述は全くなく、具体的に放課後事業を「どう推進していくのか」その方向性は示されていません。また、2つの事業を『放課後対策事業』として括ってしまっていることが大変気になるところです。
会議は8名の委員で構成されていますが、学童保育関係者は一切含まれていません。担当(問い合わせ先)は「こども青少年局企画部放課後事業担当」ですが、これまでの市連協との事務折衝では「放課後こどもプラン」で推進委員会を立ち上げる際には大阪市学童保育連絡協議会にも連絡をと申し入れていましたが、今のところ何の連絡もありません。
推進会議は公開が原則ですので、できるだけ情報を速くつかんでいく事が重要となっています。皆さんのところでも何か動きがあれば事務局までお知らせください。