大阪市学童保育連絡協議会

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日本の学童ほいく誌 5月号紹介

「未来を創る権利」と子どもの探求心

市内指導員部会の読み合わせで知り、その時は「は~そうか。そうやんな~。」と思っていたが、振り返り読むと、なんと奥が深い。

冒頭にロシアのウクライナへの軍事侵攻について書かれています。学童の子どもも質問します。「あれは、結局どっちが悪い?」「なんで戦争になっているの?」皆さんならどう答えますか?

 子どもの探求心を育てる保育を指導員さんできていますか?

学童ほいく誌では、こどもが冬眠中のカタツムリを温め、元気にしてやろうと七輪の上で焦がしてしまったり、マグロの一本釣りをしたくて、メダカを糸に縛りドジョウを釣ろうとしたり、でもこれ「いたずら」や「幼稚な真似っこ」ではない。

子どもが本気で探求した結果がこれだった。そんな現場を指導員が目の当たりにした時、こどもに伝える第1声はどんな言葉になりますか?「何してるねん!!!」と思わず言ってしまいますよね?

「いやいや、そんな事はいわへんぞ。」と思っている方はすごい。

指導員が、見かけの結果を固定化し、行為の是非や成長の度合いをみて「評価」してしまうと、子どもの「探求心」の育ちを見逃してしまうことになります。

我が学童でも、何するにも怒られる行為を繰り返す子どもがいます。なんでそんな行為をするのか?その行為を通して何をアピールしているのか?この子の探求心はどこにあるのか?ここを考えないで行動すると、結果だけ見て声がでる。「おい、何してる?」「またか?」「それいいのか?」「やめなさい!」の言葉が並ぶ。

 では、どのようにして子どもの探求心を育んでいったらいいのでしょうか?

それは、次回号に続くのです。

学童保育指導員