大阪市学童保育連絡協議会

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日本の学童ほいく誌 4月号紹介

「学童保育を休みがちな子どもとの関わり方を考える」

 新型コロナウイルス感染症が流行りだし、幾度かの登所自粛要請、保護者の方の在宅ワークの増加、感染不安等でいつも学童に通っていた子が、お休みをする事が多くなった時期がありました。
 特に2020年2月からの学校臨時休校では長期に及ぶ長時間保育、慣れない感染症対策等現場を開所、維持することで精一杯、指導員も疲弊する中で登所自粛をしている家庭への十分なケアができず、学童を離れた児童も少なからずいました。
 指導員としても「学童に来て」と、子どもにも保護者にも言えない状況での保育が大変心苦しく、歯がゆいものでした。
 そしてこの記事を読んで、全国どこの学童でも同じ悩みを抱えて、目の前に居ない子に思いを馳せる、アプローチするということが大事だと感じました。
 うちの施設でも臨時休校期間に経験した、学童にとっても、子ども達にとっても仲間が減ることは大きな損失となります。
 コロナだけでなく、習い事等の事情で学童の登所が減っている子もいますが、改めてその子の置かれている状況や思いを聞いてあげることも必要かと思いました。
 ちなみにその後の57ページからの「新しい生活をスタートさせる皆さんへ」という記事は、是非新一年生の保護者の方には一読いただきたい内容でした。うちの施設ではコピーして新一年生に配布させていただきました。今年度だけでなく次年度以降も使える内容かと思います。指導員さんも是非一読ください。
                                                      学童保育指導員