大阪市学童保育連絡協議会

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日本の学童ほいく誌 12月号紹介

 12月号P18~P22『子どもと共に生と性を学ぶー「恥ずかしいこと」から「大切なこと」へ』元小学校養護教諭中村好子先生の記事を紹介させて頂きます。
 私自身、「性教育」という言葉を耳にしたり目にしたりすると、どうしても心身ともにかまえてしまい、避けてしまったり緊張してしまう?という傾向がありました。
 しかしここ数年、中村先生が大阪研の分科会で講座を持たれ、受講された方々から「よかったよー」という声を聞き、とても興味があったのです。ただ、受講できるチャンスがありませんでした。ところが今年の全国研で、分科会講座があると知りやっとチャンスが巡ってきました。念願の講座を拝聴し、とても肩の力が抜け、もっともっと学んでみたいと感じました。
 そして今回、日本の学童ほいく誌に掲載されわくわくしながら読み進めました。まず、中村先生は養護教諭というお仕事で大切にされてきたことが「子どもたち一人ひとりが、自分のからだ(身体、心、いのち=まるごと)を好きになり、大切にして、いきいきと生きていってほしい」そんな願いを伝えつづけてきました。と書かれていました。この文章に感銘しました。自分が子どもを出産した日の事を思い出したからです。「無事に生まれて来てくれてありがとう!」という思いと同時に「いのちを生み出すってすごいなあ」とも思ったのです。
 しかし、その子どもに小学校低学年の時期に「赤ちゃんってどこからどうやって?」って聞かれたらどんなふうに答える事ができただろうか?と、、、。(既に成人したわが子2人に聞かれたことは実際にはなかったのですが)。私自身の性教育らしきものは小学校小学校4年生か5年生くらいの時に暗~い部屋に女子だけ集められ重々しい雰囲気の中、生理の話やそれに関するビデオを見せられました。男子は運動場であそんでいると聞いていたので、「男子はいいなあ」という記憶しかありませんでしたね。
 今になって思い起こせばなんて貧弱な知識しか教育されていなかったんだろう!と今回の記事を読んで痛感しました。
 最後に性を学ぶことは“生”=「生き方」を学ぶことで、大切な権利であり、人生の土台になるものです。その第一歩として、わが子に「誕生の物語」を語ってほしい。とあります。さあ、私たち大人に投げかけられた「いのちの大切さ」を伝えることができるチャンスがやってきたと思いませんか。ぜひ、購読をしてみてくださいね。
(保護者OB)